ADHDについてのメモ

ADHDについてのメモ

 

 

1.説明について思考、感情制御、注意(集中)いずれも不安定であるため、思考にフォーカスしている間はいい。しかし、相手の考えていることと伝えたいことがごっちゃになったとき難しくなってしまう。難しく考えてしまう癖があるため。


2.タスクをこなせないことについて基本的に物事をこなし切ることが苦手である。その上に、アスペルガー的な順次、事務的に思考や物事を進めていくことが苦手である。それは時間的なものであったり感情的なものであったりする。ダラダラやってしまっているうちに、あるテーマ(みたいなもの)について意識しながら考えていたはずが、視点や論点がズレてしまって泥沼にハマってしまうことがある。そしてダラダラとやっているうちに考えていたことが混じり合い、よくわからないことに陥りやすい。
他にも欠点があり、あるタスクがあったとしよう。例えば「就活」について。私は男女共同参画センターに移動して、とっととやればいいと考えている。なのにカラオケにも行きたいと思っている。いや行っても構わないんだ。カラオケに行った後に就活を始めればいい。1時間程、久しぶりに点数や技術やらカラオケに行きたい欲を発散させればいい。しかし私はそれで全く終わらないんだよな。頭の中や感情が'カラオケの口'になってしまう。タイムマネジメントなどもうまくないと行ったが、「4時間の内、2時間かかるタスクAと1時間かかるタスクBを終わらせよ」ということができないんだ。少しだるいから休憩やらネットやらを見ていたら、最初の1時間おろか1時間30分くらい使い切ってしまうんだ。昨日の履歴書もそうだった。履歴書を書くタスクがあり1時間もかからないようなもの。10時50分に家を出る予定で8時30分に起きて、それから10時10分までネットをやってしまったのだ。信じられないだろ?1時間40分ほどをネットをやって過ごしてしまったのだ。結果、35分ほどで履歴書は終わらせた。しかし、身支度やらの時間は確保できず大慌てで準備をし、結果5分の遅刻。グーグルマップを使う際は必ず到着予定時刻より5~10分ほどの余裕は必要だとわかっているのに。話はズレたが、この話では「ネットの口」になるとタイムマネジメント的なタスク管理が機能しなくなるんだ。そもそもにおいてタスク管理や時間を調整しつつ物事をこなすなんてのは相当に苦手であったのだが、「予定上の自分」が喪失してしまうんだ。マイルストーンってのは、仕事の達成期間と人数を割り振るようなやり方だろ?まあ、生産性や能力によってそんなのはいくらでも変わってしまうので欠陥のある管理手法とはいえ、このような「自分がタスクにかかる目安時間と終了予定時間と、現実のタスク終了時間」がひどく乖離してしまうんだよね。もっと言えばタスク開始予定時間というものも全く機能しない。機械のようにとはいかない体であるのはわかるが、「狂った機械」であるのは間違いない。これがマシンなら欠陥品すぎて、返品をするか破壊をするだろう。
そう、タスクややらないければないらいこと、やりたいと思っていることですらそれを忘れて、なにか別のことに熱中してしまうんだよね。いやもちろん意識はしているよ。それを。でも「一旦おいておく、放置しておく、先延ばしにする」をやっているうちに予定の時間をオーバーしたり、今日中にはやりきるものでなくなったり、次の日に持ち越さざるを得ない状況がうまれやすい。感情や思考、脳や欲求の求めることが目の前のことにいってしまいやすい。そして、それを切り替えられないんだよね。切り離せない。decidedできない。決断できないんだ。切り替えが重要とはいいつつね。ダラダラしてすぐに欲求や知的欲、答えを満たしにいかないからね。切り替えられない。そこにアスペルガーのようにどんどん事務的に解決していく素養があればね。関係ないことはしないで感情的な無駄話に詮索しすぎない。みたいなところ。

 

                      *


さて、話を変えよう。ADHD的な人はどうしても仕事に向きづらい。少なくとも僕の場合は営業は厳しいだろう。説明ができないし、時間も守れないから。他にも事務的な欠点が山ほどある。少なくとも仕事を管理して終わらせることが難しい。メール管理、パワポ制作、アポイント、面談など。乗りこなければいけないハードルがいくつもある。まあ、でも時間(面談)やらタスク管理などやらは矯正可能なものに思えてくるが。うーん、時間制限はあるくせにタスクをいくつも抱えて、タスクを管理しつつ順次仕事を勧めていく。ってことが苦手なんじゃない?優先順位をつけられないということもあるし。そもそもにおいて、タスクそのものに常に手をつけられるという保証がないのがだめなんだよなあ。少なくとも「仕事をしない?」ということが定型やアスペルガーには起こらないからなあ。まず、第1段階から厳しいのね。第2段階は仕事をダラダラやらない。無駄な回り道をせず、感情に干渉されず順次タスクを終わらせていく。というのが難しいからなあ。まあ、どこまで行ったら仕事を完了とするかという目的・目標設定もあるがな。
結局どうしたらいいか?その答えは厳しいけど簡単に見つかってしまう。それは「好きなことで、かつ得意なこと・平均以上のこと、活躍できる・能力のあることをやる」なんだよなあ。きっついよなあ。これがわかっていたらADHD以外の人でも「そんもん知ってたら誰でもやりたいわ」ってなるからなあ。
基本的にADHDは好きなものや事においては過集中やこだわりを見せやすい。単純に好きなことには時間をかけられるってことなんだよね。長くやれるだけでもアドバンテージで、人によっては成長をしなきゃいけないと思う人も多い。それは知能にもよるかな?どちらにしも、好きこそものの上手なれを地で行く人が多いし、ADHD現代社会で生き残る戦略でもあるだろう。
で、僕はプログラミングだとセンスと言うかどうにもプログラムを書くことと思考レベルにまで注意を上げながら抽象的・パズル的に思考をしながらコードを書いていく。離れた目線で行うことが中々に難しい。気づきやすいとはあると思う。デバックではいいところ?なのかな。しかし、今の段階だとあんまり良くない。なので、やはり投資がいいという結論にあたってしまった。ちなみに、文章を書いているときでさえ思考や書きたくなることが飛び飛びなので、「抽象的な伝えたい(書きたい)物事」と「実際に書いていくコード(文章)」はわけないと辛くなるよ。なにが辛くなるかって?やっぱり文章にとらわれることになるというか、抽象的な伝えたい物事というのを忘れて、文章の細かいところに注意や感情が行きがちになって本来の目的を忘れることかな。

 

                      *

 


「2.タスクをこなせないことについて」解決する・対策する、となると「切り替えをする」、「時間で区切る」など『やる気・努力』みたいな陳腐な解決方法になってしまう。それでは解決しない。環境やタスク、感情に変化が起こった場合には元通りになってしまうんだ。
どうしたものか、やる気がすごく重要なスイッチでありモチベーションであることはわかっているんだ。しかし常にやる気や、それをやりたい口みたいなもので動かされて(動いて)いたら物事なんて終わらない。タスクなんて終わらない、知的好奇心を満たすために読み始めた本を読み終われない、あるテーマについてを調査し切ることことなんてできない。
確かにこのデメリットを抑えられるコンサートやストラテラはチートだな。仕事と時間を管理でき、無駄な思考にハマっていかないADHDなんてただのできるやつじゃないか。